初めての台湾でWi-FiルーターレンタルサービスiVideoを使ってみた

位置ゲーのために台湾まで行ってきた時に使用したネットワーク周りの話です。
今回の舞台は台湾のため、Xperia SO-04E(Docomo)を3,000円でSIMフリー化し、台湾では4G LTEのSIMに差し替えてネットワークを確保しようと思っていました。
ところが、、、SO-04Eはクワッドバンド非対応なため台湾ではSIM差し替えによる4G LTEは使用不可というのが結構直前にわかりました。
やや呆然としたのですが、Wi-Fiルーターをレンタルしようと思ったのですが、数日前でかつ桃園空港で受け取りというと国内大手3サービスがどれも条件にあてはまらず、、、そこで見つけたのがiVideoという台湾のサービスでした。jp.ivideo.com.tw
まずは、会員登録からIDを発行します。
http://www.ivideo.com.tw/japanese/register_fillData_j.asp
ID(会員番号)として旅券番号を使うのでパスポートは事前にとっておく必要があります(日程まできまっているので普通はありそうですが)
メール認証後に発行されたら下記のメニューから4G LTEのボタンを押してログインします。
http://www.ivideo.com.tw/japanese/default.asp
日付等を選び、どこで受け取るかを選びますが、私は桃園空港地下1階のハイライフを選択しました。
ハイライフは24時間営業のコンビニで、受け取りも返却も深夜可能です。(ただし受け取りは指定日のAM2:00以降とのこと)
桃園到着ロビーの写真のエスカレーター下にあります。
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エスカレーターは2つあるのでお気をつけ下さい。
コンビニにいき、店員さんに「ニーハオ、Wi-Fi Rental Please」でパスポートを見せろと言われますので見せますと対象の灰色のバッグをもってきてくれます。
中身はこんな感じの黒いケース内に説明類の紙とUSBケーブル・充電アダプターとWi-Fiルーター本体が入っています。
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返却時にはバッグとピンクの紙(大抵バッグの透明な部分に入っています)が必要なため、紛失しないようにします。
SSID/パスワードはWi-Fiルーター本体の裏面にシールが貼ってあります。

使用感についてですが、空港でベンチマークしたところ以下の様な結果でした。
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SIMカードも購入して比較しようとしたのですが、3G回線ではそもそも速度が不安定なため、素直な比較は断念しました。(帰国後、GSMモード?とかの優先順位を変更すればよかった的な記事をみました)

以下フィールドテスト(位置ゲーしながら)結果です。
バスの移動中も全くストレス無しに使用できました。
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市街地でも電波の入りにくいところもなく、接続できました。
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夜市のような入り組んだ場所でも使用できました。
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MRTや台鐵の地下でも使用できました。
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返却時は、もらった時の灰色のバッグとピンクの紙を一緒にして店員さんに「ニーハオ」と見せるだけでokayでした。(なお、ハイライフ以外で借りた場合は方法が異なります。詳しくは同梱の説明書を)
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ちなみに、私は出発ロビーについてエスカレーター降りたら「ハイライフがなくなってる!」と焦りましたが、連絡通路を通って別棟の到着ロビーにいくと、ちゃんとありました。

私のように端末が古くても4G LTEが使いたい場合にはWi-Fiルーターは必須です。また、別機器のためかネットワーク接続が安定していたように思える(ゲーム中の感覚値)感じでした。また、今回のように自宅受け取りができず現地受け取りのみの場合にはiVideoが一番日数的に融通が効くように思えました。
難点は、バッテリー充電なのですが、私のモバイルバッテリーでは何故か充電できませんでした。なのでホテルで夜にフル充電することをおすすめします。

iVideo http://jp.ivideo.com.tw/